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【本気で願ったら異世界に来れちゃった件】2話

【本気で願ったら異世界に来れちゃった件】2話

21

ステータスが出たことで

ゲームのような異世界に来たことが確定し、大興奮のまとまさん。

「うぉぉおおおお!!!

来てもたー!来てもたねっ!!

すごっすっごーーーーーい!

はぁはぁはぁ。

はぁ……。」

あー、嬉しすぎて興奮しすぎちゃった。

ヤバいここでモンスターに

襲われたらヤバくない?!

武器?武器?!ときょろきょろと周りを見る。

足元に落ちている棒を掴み、そして空にかかげ!

「木の棒ー!ひのきのぼうかっ!!装備したっ!!」ニンマリしてると

後ろから「ぷぷぷ」と笑いを堪える声が聞こえる。

だ、だれっ?!と

周りをグルリと見渡す。

と、後ろのそんなに遠くないところに

ばってんがしれっと石の上に座っていた。

スクっと立ち上がり。

よっ!!っと軽く挨拶し、

いやぁ〜マジで興奮してたねぇ〜と

ニヤリと笑う。

いつから見てたの?!と

カーッと顔が真っ赤になって

うずくまるまとまさん。

えっと、うぉおーきてもたね!

まとまの動きを真似して

って、ことろからかな?

と、静かに言う笑顔のばってんさん。

バタバタしながらまとまが言う

はぇ〜もう、ほぼ、最初からじゃん!!!

いるなら声かけてよぉ〜!!!

んもー!!

ゆっくり近づきながらばってんが言う

だってほら、そのままの姿を見てたくなると言うか、
どうするんだろー?って思ってしまって見守ってた
w

もう!そうやっていつもみたく

楽しんでんじゃんっ!!ううう。

でも、ばってんがいてくれて

良かったぁと思わず抱きつく。

この世界で1人はちょっと不安過ぎる

と急に落ち着いてきたまとま。

ばってんがまとまの頭をなでなでしながら、

まぁ、まとま一人で行かせるわけには行かないし、心配すぎるwと微笑む。

きみは天使かっ!!

と、もう一度ぎゅっと抱きつくまとま。

まぁ、まとまが言う通り、どんな世界なのかわかんないからねぇ〜

魔法とかあるのかなー?

転移中にスキルがどうのって

まとまが言ってたやつよね?

確認した?

えっ?あ!そうだった!

試してみる?

だねっ!!

2人声を合わせて言いニヤリと笑う。

さて、どんな能力を身につけてきたのでしょうか!!


2
話 2

はぇ〜。

ばってんのスキルはなんか難しそう〜

条件とか色々あって。

まとまのスキルはわかりやすいけど、なかなかどおしてだよ?

お互い使い方によってはやっぱりチートスキルよなw

と言って、顔を見つめ合ってニヤリと笑い合う。

などと言ってるところで

目の前にモンスターが現れる!!!

まとま!!

んっ!と、ばってん!

お待ちかねの戦闘だ!

と、同時に振り返るとそこに

モンスターがいた。

ある意味いつも実物を見たいと

憧れていたスライムがそこにいた。

まとまが目を輝かせる。

うぉ、ス、スライム!!

夢にまで見たスライムじゃん!

うー、ばってんー、なんか可愛いよぉー倒さないといけないのかなー。

ばってんは呆れながら

んー、向こうが攻撃してきたら

ダメージくらうんじゃ?

まとまは目を輝かせながら

ワタシちょっと見た目野菜っぽいし

モンスターよりかもじゃん?

野菜と言うかもう、見た目、トマトなんだけども、とばってんがツッコむ。

あの〜お困りですか〜?

後ろから急に声がしたので

2人と1匹は飛び上がってびっくりした。

ほぇー!!!熊っ?!なに?!

うわぁぁ!!なんだ?!モンスター?!

死んだフリだっ!死んだフリ!!

きゅーーーーーーー!!!

あっ!

ちがっ!

に、人間ですっ!!

こんなですけど人間です!!!

と、申し訳なさそうにノソっと

立っていたのは筋肉モリモリの

戦士体型の人であった。

まとまが腰を抜かしたまま

はぇ〜びっくりしたぁ〜。

 

2話 第3

筋肉モリモリの人はみやびさんと言ってどうやらこの人も転生者みたい。

同じ転生者ということで、これも何かの縁という事で、

しばらくパーティーを組むことした。

そして、みやびさん曰くモンスターも仲間にできるみたいで、

すでにこのスライムは仲間にしていたので、攻撃しなかったのだと、

ワタシとバッテンとの会話が聞こえたので、声をかけてくれたのです。

てか、触ってみるか〜おー!

柔らかい〜ゼリーみたい〜!

はぇ〜、ぷよんぷよんしてるー!

可愛いー!!

ねー!ばってん!スライムワタシも飼いたい!!とほっこりタイム。

ばってんがちょっと考えて話し出す

2人ともスキル自由にしすぎるから、戦闘になった時の攻撃方法とか、

武器とか考えないとね。

まぁ、スキルでなんとでもなりそうだけど。

と、いうか、モンスターを仲間にできるのはみやびさんのスキルなのでは?

と思うばってんさん。

スライムだから良かったものの

ゴブリンとか出てきたらやばくない?

なんもわからない状態だし、近くに村とかあるといいんだけど、

どっちに向かっていいのかもわかんないもんねぇ。

3人で話をしていたが、暗くなる前に、行動することにした。

 

24

とりあえず、ここから1番近い村なり街なりに、

行って今日泊まるところを確保とこの世界の情報を収集したいということで、

今いる森を出ようとウロウロしてたいのだが、

どっちに進んだら良いのかもわからなかった。

と、現在地を把握するためと、スキルを試すことにした。

まとまが、道の横のちょっとした広場に向けて手を広げて

「スキル」と唱えるとその場の土がゴッソリなくなった。

そして、「クラフト!」と唱えると

正方形の土の塊が出現し

それを上に積み上げた!

ばってんこれ登って上から見たらどうかなと思って。

おっけ!

普通に登れるけどそれじゃ、面白くないな。

ん、みやびさん!パワー系ですよね?

上に投げてもらっていいですか?

軽くでいいので

え?あ、はいっ!

と言いつつみやびはバレーボールの

レシーブのポーズをとり。

では、僕の手の上に足を置いてください!

いちにのさんっで

上に投げますね!

いちにのさん!はい!

と、同時にスキルとばってんが唱える

一瞬で上空に飛び上がった。

まとまとみやび「はぇ〜」と声を上げつつ

上空のばってんを見上げる。

スッとまとまの作った土のタワーの上に乗り、ばってんが辺りを見回している。

まとまが、ふと先ほどスキルで土をえぐった場所に黒い球体があるのを見つけて、拾った。

まとまの手のひらに収まるくらいの大きさだった。

後でばってんに話そうと

その球体を異空間収納のポッケトに入れた。これもまとまのスキルの一つである。

スッとばってんが降りてきて

街がある方を指を指して教えてくれた。

と、街の方へ歩き出そうした時

後ろからなにかが飛び出した!

モンスターなら戦闘開始だっ!!

3話へつづく

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