木製カッティングボードを手に入れて最初にすること
木の匂いの軽減、普段の手入れの仕方や汚れてきた時の対処法や
メンテナンスなど簡単な取り扱い方を紹介します。
カッティングボードに使われる木にも色々ありますが、
抗菌作用の強い木が使われているものが多く、
ちゃんとした使い方をしていれば、長く使うことができます。
ここではアカシアの木のカッティングボードを使用しております。
アカシアは軽くて丈夫なのが特徴です。
【使い始め】
使い始めはオイルでコーティングしますが、
その前に最初に軽く水洗いし、汚れを流します。
陰干しして乾燥させます。できたら1日乾燥させましょう。
(アカシアは割と匂いがします。)
オイルでコーティングする事で、汚れやキズ、乾燥から守ることができるのです。
(匂いも軽減されます。)
使用するオイルは木製用の食用オイルから、
オリーブオイル、・くるみ油・エゴマ油・亜麻仁油などがありますが、
香りの強い油は匂いが残る場合がありますので、香りの少ない油がオススメです、
その香りが好きであれば問題ないですが。
(逆に木の匂いが気になる方は香りの強い油を使うのも一つの手かと。)
サラダ油などの精製油は、ベタつき感が多いので、やめた方がよいかもです。
結構、油を吸い込むので多めに
オイルを直接垂らして、ハケやキッチンペーパー等で裏面も含め全体に塗り込みます。
僕はキッチンあるコレを使って塗りました。
しっかり染み込んだところで、余分についた油を軽く拭き一晩乾燥させます。
塗った直後は表面が結構ベタついていても乾燥してサラッとなります。
一晩経つと、木がオイルを吸収しいい感じになります。若干、色が濃くなっています。
【毎回の使用後】
使用後は、軽く水で流し、布などで水気をとり、
木目が縦になるように立て掛けるか、吊るして乾燥させます。
木目を横にして立て掛けると木が反ってしまう事があります。
いつまでも水分が付いた状態にしていると、反ってきたり、黒ずみができたりします。
※基本、特別なコーティングがされていないものは食洗機の使用はダメなものが多いようです。
【メンテナンス】
黒ずみができて、洗っても取れない時は、
紙やすりで削り、黒ずみを取り除き、使い始めと同じようにオイルでコーティングすればOKです。
表面が白くなって艶がなくなってきた時は、
コーティングの油分が取れてきたことが原因だったりするので、
オイルで再度コーティングしてみてください。
ぬめりや臭いが取れない時は、
塩を全体に振りかけ、半分にカットしたレモンを押し当て、
円を描くように擦ってあげると、塩がぬめりを取り、
レモンに含まれるクエン酸が汚れを落としてくれます。
また、殺菌効果もあるため、細菌の増殖を抑え除菌や消臭もできます。
【やってはいけないこと】
つけ置き洗い・食洗機の使用は水分で反りや黒ずみの原因になるので出来るだけ避けてください。
直射日光での乾燥は反ってきたり、割れたりします。
コーヒーや油などの液体が付いたとしても、
オイルでコーティングされているので、ある程度は染み込みを防げます。
アカシアの匂いもオイルコーティングする事と使っているとなくなっていきます。
しかし物によってはキツい物もあり、なかなか消えない事もあります
そういう時はお酢を布に染み込ませ拭いてやることで匂いを緩和させることができます。
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